2021.02.20

【事例紹介②】コワーキング利用者インタビュー: 岩井さん(月額プラン利用)

2020年10月3日、地域のひとの「はたらく・暮らす」をサポートする施設としてオープンしたコワーキングone。

コワーキングを利用してくださっている方々にお話を伺い、oneがどのようなコワーキングなのか?利用するメリットや利用したことによる変化など、実際の利用者の声をお届けします。

コワーキングoneの使い方や働き方をイメージしていただけたら幸いです。

今回は、oneオープン当初からコワーキングを利用してくださっている、岩井さんにお話を伺いました。

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岩井 祐紀さん 【ハル株式会社 代表取締役

トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 新卒入社。趣味ではじめたサイト制作がきっかけとなり、Web制作業界へ転職。ライター・エンジニア経験等を経て、フリーランスとして独立。その後、法人化。現在はWebディレクターとして、健康食品メーカー等のWebサイト制作を担当。

●oneがオープンした2020年10月~現在まで、コワーキングの月額会員契約(ロッカー付きフルタイムプラン)、主に平日昼~夜までご利用いただいています。

(聞き手:コワーキングone受付 山口)

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●岩井さんのお仕事について教えて下さい。

WEBサイトを制作する仕事をしています。サイト作成のディレクションやそれに付随するデザイン作業、コーディング等です。それらの仕事を誰かに依頼したり、自分一人で完結させたりと、内容によって臨機応変に対応しています。

●どのような働き方をされていらっしゃりますか。

2018年から二年程フリーランスで、2020年の3月にハル株式会社を設立し、法人化しました。働き方は、基本リモートです。お客様が基本平日に仕事されているので、おのずと平日勤務になります。

■コワーキングoneを使用する以前の状況について

●コワーキングoneを利用する以前は、どのような場所やサービスを利用されていましたか。

カフェや自宅を行き来する毎日でした。カフェだと何時間も滞在できないので、仕事が途切れてしまうことが課題でした。「あと何時間で出なければならない。」と思いながら仕事をしていたので集中できていなかったのではないかと思います。

―カフェでの作業は、継続して集中することが難しかったということでしょうか。

そうですね、今思えば集中できてなかったと感じますね。カフェは人が多いので、カフェに滞在し続けることも僕にとっては居心地があまり良くなかったですね。

■コワーキングoneの定期会員への入会理由

●コワーキングの定期会員の入会を決めた理由について教えてください。

自宅からの距離が近く、通いやすかったのが一番ですね。あとは、コワーキングの利用料金が手に届くお値段だったのも決め手です。

―岩井さんの感覚的には、コワーキングの利用料金に関してどのように感じていらっしゃいますでしょうか。

自宅だと、お金は作業場所にかかってなくて費用が浮いているような感じがしますが、集中力が持続しないという問題があります。ですがコワーキングを利用すれば、毎月のお金はかかりますが、その分に見合ったリターンが大いにあると思います。

―もう少し詳しく聞かせていただけますか。

僕の感覚になるのですが、そもそもカフェを利用する時と値段はそんなに変わらないのではないかと思っています。カフェだと一回の利用で300円くらいして、仮に平日毎日使うとしたら20日で6,000円くらいですよね。

oneは、平日昼のプランが12,000円(税別)なので、その差額をどう見るかは人によりますが、その5,000円、6,000円増えた分の対価や心地良さを考えるとむしろ安いのではないかと思います。

■実際にコワーキングoneを利用された感想

●実際にコワーキングを使ってみていかがでしょうか。

集中力が持続するので、生産性が上がりましたね。生産性が上がったことで売り上げも上がりました。生産性が上がるということは、例えば今まで100しか出せていなかった仕事が105の質や量で出せるようになり、その分売り上げも上がったという感じですね。

●この施設で気に入っている点はありますか。

物理的な人(他の利用者)との距離でも、精神的な意味でも程良くて、心地良い点ですね。

カフェのような場所は人との距離が近いので。

カフェよりもコワーキングの方がゆとりがあるので居心地が良い、ということでしょうか。

そうですね。そういう意味でも快適ですし、”精神的”というのは、oneはコワーキングスペースの中でも小型すぎず、大型すぎずくらいの規模感だと思っていて、だからこそスタッフの人との距離感も近すぎず、遠すぎずというところで良い距離感なんですよね。

スタッフとの距離感もコワーキングの規模感も”ちょうど良い”と感じて下さっているんですね。

そうですね。スタッフの方が、程よい温度感を掴んで下さっているのを感じます。利用者が忙しそうだったら距離を置くけど、ちょっと話しかけて欲しそうな時に気軽に話しかけてくれるみたいな…その辺の利用者との温度感をうまく掴んでくれるところが良いところだと思います。

なので、全く人と話さないのも寂しいけど、「毎日近い距離感でスタッフの人と接するのはちょっと…」という方にはちょうどいい規模感の施設だと思います。

あとは、oneは新しいですし清潔感があるのが、最大の魅力かもしれません。やっぱり、清潔感があるって心地良いですね。

●コワーキングをどのように利用されていらっしゃいますか。

集中したい時に使うのはもちろんですが、お客様に少し攻めたというか、ポジティブな提案をする時にコワーキングを利用するようにしています。今思えばですが、家で提案書を作っていると、空間が閉鎖的なので提案する内容も消極的になっていた気がします。

決して、攻めた提案をするためにコワーキングを毎回利用しているのではなくて、気づいたらそうなってましたね(笑)。

”攻めた提案”とはどんな提案をされていらっしゃるのですか?

「もう少しここ改善しませんか?」というような提案ですね。それって家だと「まあいっか。」とネガティブな方に考えて提案をやめてしまう時もありましたね。

oneは空間が開放的なので、気持ちも開放的になれるのかもしれません。

●岩井さんの一日の利用スケジュール

9時半頃から、コワーキングを一日利用しています。

9:30-12:30   one出社

12:30-14:00 昼食休憩

14:30-19:00 家で仕事、または再びoneへ

■他の方に紹介したい点

●どんな方に、コワーキングはおすすめでしょうか。

「コミュ二ティーやコミュニケーションが足りてないな。」という、個人事業主の方々ですね。ただ作業スペースを確保するだけではなく、それにプラスして利用する価値があるのではないかと思います。

―なるほど。コミュニケーションも大切なのですね。

挨拶もそうですし、受付の方と1分も満たないくらいですが雑談できるのも良いですね。

僕もそうだったのですが個人事業主の人って、一日も誰とも話さない日とか結構多いと思うので、意外とそういうものが絶妙に大事だったりするんですよね。なので、ただの作業場所としてだけでなくて、「ちょっとコミュニケーションあればいいな。」と感じている方にはおすすめなのではないかと思います。

―貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

編集後記

お話をお伺いして、家の外に居心地の良い仕事環境があることで、仕事に集中することができ、居心地の良い環境は仕事面だけでなく、心理的にも良い影響があるのだと感じました。

インタビューの中で岩井さんが今後取り組みたいこととして、「自社でサービスなどを作る方にシフトしていきたい。」というお話もしてくださりました。熱意を持っている方を応援できるようなサービスを思考されていらっしゃるとのことで、お話を伺っていてワクワクしました!

これからも利用者の居心地の良い仕事環境をサポートできるよう、利用者の声をお伺いしながら運営していきたいと思います!

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