「ひとと街にワクワクを」。
街と人のつながりから楽しさやワクワクを生み出す。弊社エヌアセットグループは、そんな想いを大切に地域密着型でお客様をサポートしています。
今回は「接客が大好き」と、お客様の気持ちに寄り添う働き方を実現している2023年入社の長谷樹から、エヌアセットで働く中で感じる「本音」を聞いてみました。
弊社では年間MVP制度を設けており、2024年度の受賞者でもある入社2年目の彼女。どんな働き方をして、何を大事にしているのか? 営業部で活躍中の長谷の素顔に迫ります。
お客様との関わりが深い働き方が、一番の理想。
──どうやってエヌアセットのことを知りましたか?
長谷:就職活動をしていた頃、同じ環境で学んだ先輩がどんな会社を選んでいるか興味が沸いて、新卒採用サイトで「あなたの大学の先輩が入社した会社」という検索条件で探してみたのがきっかけです。数ある「地域密着型」の不動産会社の中でも、街の人と関わることのできる様々な取り組みを行っているところに惹かれました。
──もともと接客の仕事が好きだったのですか?
長谷:はい!学生時代にしていた飲食店でのアルバイトが本当に楽しくて、接客ができる仕事をしたいと思っていました。不動産の仕事では、時間をかけて「生活する部屋を選ぶ」という大きな選択に寄り添うことができます。そして、新生活が始まった後も「街づくり」というかたちでお客様の生活に関わり続けることができるというのも、大きな魅力でした。
──多くの会社の中から、エヌアセットに入社を決めた理由は?
長谷:当時、他に内定をくださった企業もありましたが、面接時に「もし働きながら新しいサービスをつくりたいと思ったら実現できますか?」と聞いたところ、既存のサービスの中で業務をするため難しいという回答でした。エヌアセットでは当時営業マンだった先輩方が保育園のサービスを提案・実現したことを知り、風通しがよく柔軟な社風に魅力を感じました。
また、現在も年に2回開催されている「野菜市」も印象的でした。野菜市は農業をしているオーナーさんと地域の方々を繋ぐ目的で始まったイベントです。地域密着型の不動産会社の中でも、街の方と直接的な関わりをもつことができる会社は意外と少ないので、大きな決め手となりました。
選考過程の社員面談では、同じ大学を卒業した先輩とお話しました。賃貸営業部ではそれぞれの営業スタイルを尊重してくれる環境だということ、「この会社に入ったことを後悔したことはないよ」という言葉を聞いて、とても安心しました。
風通しの良さが、エヌアセットの魅力。
──面接で印象に残っていることはありますか?
長谷:面接時、面接官の方々の雰囲気がとても柔らかかったのが印象的でした。過度に緊張することなく、安心して自分自身のことをお話できました。
「今まで成し遂げてきたこと」等よくある質問ではなくて、これまでの経験でどんなことを考えたのか、どんな時に楽しいと感じるのかといった人間性についての質問が多かったと思います。最終面接で宮川社長が「最近、何に感動した?」と聞いてくれて、そんな面接は初めてでした(笑)。
──何に感動したと答えたのですか?
長谷:その当時、私の双子の姉が沖縄の石垣島で就職することになり、引越しの手伝いに行ったことがありました。その際に母の知人から教えて頂いた石垣島の飲食店で夕飯を食べたのですが、あまりにも食事が美味しくて「働いてみたい!」と思ったんです。
一度帰ってきてから「バイトを募集していませんか?」と問い合わせてみたところ、快く働かせてくれることになり、大学4年生の夏に2か月程働きながら島での暮らしを満喫しました!
海も植物も自分の住んでいた場所とは全然違い、衝撃を受けました。お店の方は2ヶ月しかいられない私に仕事を教えてくれて、一緒に楽しく働いてくださいました。他の飲食店にも連れて行ってくださり、そこで出会う島の方々も優しく、いきいきとしていて、私もこんな風に働くことを楽しみたい!と思いました。
その話を面接でした時に、私の人柄や、エヌアセットで楽しく働けそうかどうかも見てくれている感じがしました。
数字よりも「人とのつながり」を大切にしていきたい。
──入社して2年目、仕事の悩みはありますか?
長谷:後輩ができたばかりの時は、自分自身も未熟のまま後輩の指導を行うことが不安でした。OJT研修で担当することになった後輩は、私とは違う価値観を持っていて、伝え方に悩むことが多かったです。でも、指導しながら「そういう考え方もあるのか」と気づかされることもあり、とても勉強になりました。異なる価値観を持っているからこそ、一緒にいるうちに化学反応が起きたのかもしれません。お互いに成長したり、刺激を受けながら過ごす日々は本当に面白く楽しかったです。
今でもサポートの仕方に悩むこともありますが、後輩もすごく成長して逆に助けられることも沢山あります。
OJT研修を担当した後輩が、新卒で一番早くお客様からの良い口コミを頂けたことも嬉しくて、私自身の励みになりました。
──営業職ならではの悩みはありますか?
長谷:「接客」と「営業」が違うということに気づいたのは、入社後でした。接客そのものが好きだった私は、最初は売上目標とのギャップによく悩みました。営業の仕事として自分の「接客」が「売上」に直結することに大きな違和感を感じていたんです。
また、お客様とよい関係を築くことができても、営業の仕事では「お部屋探し」の目的がない以上お会いすることができません。契約までの短い期間での接客となるため、長いお付き合いができない寂しさも感じました。
一方で、その限られた時間の中でいかに信頼していただき、安心してお部屋探しを楽しんでもらえるかということに大きなやりがいも感じています。
お客様の「お部屋探し」の目的が達成されることがもちろん最優先ですが、「この人でよかった」と思っていただけるような営業でいたいです。
自分らしいスタイルで働ける環境だから、続けられる。
──悩みとはどうやって向き合っていますか?
長谷:「人と深く関わりたい」という思いもあって、仕事の事や接客の事についてよく考え込んでいます(笑)ただ、今の営業部には先輩・後輩に関わらず相談できる人が沢山いるので、悩みながらも楽しんでいこうと前向きにいられていると思います。営業部では「もっとこうしてああして」と言われずに、営業マンひとりひとりが自分の特徴を生かした接客スタイルを模索できる雰囲気なのもありがたいです。
同じ営業部で数字が達成できない人がいても責めるのではなくて、一緒に考えてくれる。大丈夫かな?今どういう感じでやっているのかな?前はこうだったけれど、今も同じ気持ち?という感じで、寄り添いながら見守ってくれる体制がしっかりしているのも営業部の魅力です。
先輩たちが私にどれだけ時間をかけてくれたのか、どれだけ話し合いしてくれたのか……を思うと感謝しかないですね。そういう先輩がいてくれたからこそ、私も後輩にとって同じような存在でいたいと思います。
──お客様からの口コミ評価も高いですが、自分ではなぜだと思いますか?
長谷:これは難しい質問ですね(笑)。やっぱり「人への興味」なのかなと思います。お客様に興味を持って、仕事やオフのことなど会話を楽しむこと自体が好きなので、その時間をお客様も楽しんでいてくれたらとても嬉しいです。そしてその会話のなかで、お客様がひとりでは言語化できない新生活への心持ち、「条件」だけでは表せない生活のこだわりを引き出すことができたらと思っています。
人が喜んでくれることが、何よりの原動力。
──会社のイベントにも率先して参加、リーダーを務める理由は?
長谷:会社のイベントとして行っている「野菜市」のリーダーをしているのは、好奇心が強いのが一番の理由です。基本はリーダーシップがないし、本当は向かないタイプだけど「他にやりたい人がいないなら、私がやってみよう!」と好奇心が勝った感じですね(笑)。
もともと決められたことをやるよりも、自分で色々考えてやることが好きなので、リーダーになると自分から「こんなことするのはどうですか?」と提案できて、みんなを巻き込んで盛り上げていけるのもお祭り感覚で楽しいです。
前回の野菜市の後、新卒1年目の子が「本当に楽しかったです!次はもっと準備に携わってみたいです」と言ってくれて、泣くほど嬉しかったです。野菜市のようなイベントはある意味純粋な接客だと思うので、「どうしたらまた来たいと思えるか」「どうしたらみんなが喜ぶか」をみんなで考えて、全力で「楽しい!」を追求できるのもやりがいです。営業の仕事も、会社のイベントもですが、社員もお客様も関わって、みんなで楽しめることがやっぱり好きですね。
お客様と人とのつながりを、もっと大切にしていきたい。
──最後に、今後の目標を教えてください!
長谷:まずは、先輩が寄り添ったり向き合ったりしてくれたことを、私も同じように後輩に返していきたいです。入社して営業の仕事を始めた当時は本当に悩んでばかりで、営業部の先輩方に沢山時間を頂いていました。私自身を生かした営業スタイルや売り上げ目標との向き合い方について、何度も一緒に考えてくれました。もはや人生相談に近かったかもしれません(笑)。
もし後輩が仕事で悩むことがあったら、一番に助けを求めてもらえるような先輩でいたいです。たった2年ですが、私が考えて働いてきた時間が少しでも役に立てたら嬉しいです。
そして、今後は他の形での「人とのつながり」も探っていきたいです。例えば入居者様と管理会社がより近い関係でいられるサービスが実現出来たら嬉しいです!今の仕事はお部屋の契約が終わるとお客様と接点を持てない事が多いので、今度は違う立場として、入居者様と良い関係で、長くお付き合いできるサービスを模索したいです。
これからも単なる「売上」ではなく、お客様との時間や信頼関係を大切にしていきたいです。
人への興味や好意がありすぎるからこそ悩むこともありますが……エヌアセットだから実現できる「自分らしい働き方」を大切にしていきたいですね。
──新卒2年目にして社内の年間MVPを受賞。売り上げ達成率の高さ、人柄の良さも社内外ともに評判の彼女。本人は「なぜMVPをとれたのか分からない(笑)」と謙虚に言いますが、周りの人やお客様を心底大切にしたいという姿勢が結果になっています。今後、彼女が大切にしている「人とのつながり」が、お客様と地域にとってより豊かに広がっていく未来が楽しみです。